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311震災津波で松島湾のアマモ場は、壊滅状態となりました。このままでは大変なことになります。 |
2011年9月6日の松島福浦島です。美しい松島の海が復活したかのようです。しかし、その後の調査で、松島湾内のアマモ場がほとんど消滅していたことがわかりました。 |
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松島湾の生命体は、縄文の遺跡がしめすように、長い間、静穏な海のアマモ場により好循環を繰り返してきました。 |
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アマモの役割はあまりにも大きく、消滅状態が継続すると、松島湾古来の豊かな生態系が破壊してしまいます。 |
アマモから放出される貴重な酸素 このような群生は無くなりました。 |
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松島湾内だけではなく、仙台湾大陸棚の多くの生物資源の悪循環が起きないよう活動すべき時と思います。 |
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全国の海辺に共通しての現象として、昭和の高度成長期を境にアマモ場が減少し続けたことにより、海の再生能力も激減しました。昔とれた魚がいなくなったり海藻や貝も無くなったり、牡蠣の養殖にも大きな影響がでています。 |
松島湾のアマモ場も同様に減少続きだった状態でしたが、更に、311震災津波により、高度成長期からの生き残りの貴重なアマモのほとんどが流されてしまいました。 |
全国各地でアマモ場再生活動が興っています。成功事例もたくさん出ています。人の手で種をとり育て植えつけ再生させています。 |
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2013年11月には、塩釜市を会場に「全国アマモサミットin宮城」(仮称)が開催される計画です。 |
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大自然の力で無くなった松島湾のアマモですが、震災前に人の活動によって無くなった分のほうがはるかに多いのです。人の手で取り戻すことが可能です。多くの海を愛する人々の再生への参加を期待しております。 |
震災前の海苔・牡蠣の漁場、漁業活動を営む人々の住む島々、そして松島湾です。 |
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宜しくお願いいたします。
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