キャプテン及び乗船者の方へ |
筆者からの情報提供とお願いです。 |
出港航海計画前の確認 |
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● ボート免許の有効期限は、大丈夫ですか、? |
● 船舶検査の有効期限は、大丈夫ですか、? 法定備品の不足や期限切れは、ありませんか、? |
● 海保の指導取締の時、即対応可能ですか、免許証・船舶検査登録証・法定安全備品 (即、提示可能な状態にしておきます) |
● 無線設備がある場合、 船舶無線局の免許状の有効期限は、大丈夫ですか、? |
出港前の確認 |
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● ボートのエンジンは、本当に大丈夫ですか、? 船底に海藻や貝殻がついていませんか、? |
● 気象海象予報の確認、潮汐の確認は、大丈夫ですか、? |
● 燃料は、十分な余裕がありますか、 ? |
● 非常時の連絡先は、大丈夫ですか、? 携帯電話の電源は、大丈夫ですか、? |
● 自分と乗船者のみんなの健康状態は、バッチリですか、? 予備の飲み水や保存食糧、非常薬があったらいいですね、!! |
航海中の確認 |
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● 必ず救命胴衣を着用しましょう、自動車のシートベルトと同じです。 無いと落ち着かないという習慣がつきます。 |
● 救命浮環は、すぐ投下できる状態ですか、? 同乗者全員で、大人であっても、常時、互いに意識しあうことが大切です。 |
● 見張りは、他船の動向、漂流物、魚網、作業中の船舶など、操船者だけに依存せず、乗船者みんなで励行しましょう。 |
● ルールとマナーを守って航海しているという自覚を常に意識しましょう。 |
● 不慮の事態に陥ったら、あわてず、妥協せず、最大の努力をしましょう。 |
● 事故にあったら、見たら、聞いたら、不審な船がいたら、118又はマリーナでもOKですから一報してください。 |
無線を利用されている方へ |
筆者からの情報提供です。 |
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船舶での無線利用は、船舶無線局として開局し運用しなければなりません。 無線で通話する人も従事者免許が必要です。 |
無免許、無資格での利用が最近増加しているようです。 安全で楽しいボート利用は、法令遵守が当たり前のことです。 |
船舶無線局は、有効期間があります。 無線局の無線機にも有効期間があります。 期限切れは、再免許を取得してください。 |
今期は、国際VHF無線機がボートにも解禁されました。様々な指導取締りも予測されます。免状等を即提示できるように船内の保管状
況を確認しておきましょう。 |
国際VHF無線機のチャンネル数は、たくさんありますが、利用のマナー・ルール順守が大切です。通信のチャンネル、優先順位、通信時
間、通信通報義務など安易に捉えずしっかりとした運用が大切です。 |
無線にかかわる法令違反の罰則は、非常に重く、場合によっては、賞罰ありの履歴となります。
(前科がついてしまいます) |
VHF無線機では、無線機そのものを特定できる識別機能があります。この機能のないものは国内では認可されません。 従って総務省
通信局が行う取締では、許可された機械(無線器)からの電波かどうか判別できます。 無線機には、指紋のようなものがあると考えてく
ださい。 宮城県下でも、相当な調査が進んでいるようです。 |
船舶によるアマチュア無線の不法な利用形態がある事実を海保や通信局が把握しているようです。漁業無線などの船舶局期限切れや無線機の定期検査未受検による継続利用が増加していることも危惧されています。 |
海上保安部の本部や巡視船艇のすべては、常時、無線の内容をワッチしています。 従って、VHF無線機での会話は、全て聞かれてい
ることを忘れないでください。 違法な使用やマナー違反など、海保が把握していると考えた方が良いと思われます。 |