<ボート保管とは> |
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一般にボート保管というと管理を意味するようですが、現実には保管ではなく駐艇場というべき形態が一般的です。自治体管理では、施設使用料や海面占用料として保管する場所の利用料金が発生します。民間運営の北浜マリンベースでは、艇置区画利用料及びマリーナ施設の利用料として料金を頂いております。ボートの状態を管理するという概念とは全く違うものです。 |
<ボート保管の心配や利便性> |
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考慮することはたくさんあります。法的に問題がないか、盗難の心配、静穏性(台風や低気圧時の避難の必要性)干満の差、施設の利便性はどうか(乗り降り・水深・係留施設・駐車場・トイレ・水道など)
、別の面として利用者組織があるかどうかも大きな意味があります。海の仲間は、大切です。 |
<ボート保管水域と放置艇という用語> |
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海域及び海面に面している河川・港湾・漁港などの水域は、全て公有水面なので国や県の使用許可が必要となります。漁業者も同様です。それぞれの国・県・町などが管理者となっており法律に基づき使用許可を出しています。この使用許可を得ていない水域にあるボート等は、放置艇といいます。15年ほど前までは「違法係留船」と呼ばれていました。 |
2013年10月 <宮城県での実態> |
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震災後の宮城県在籍数は、2014年春以降には明確になる見込みですが、想定では、震災前の30%前後と感じています。保管環境が整うにつれて増加するものと思います。港湾や河川、漁港すべて復興が進まないと合法的にボートを置ける場所は、ごくわずかです。また、国の放置艇対策により、違法係留取り締まりが強化されることも決まっています。塩釜エリアでの受け入れは、塩釜市漁協のマリーナが2014年春までに大型艇を除き、100バース程度を予定しており、年内に募集開始予定です。 |
震災後 <くろしお北浜マリンベース関連> |
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鰍ュろしお北浜マリンベースは、震災後、海上バースを倍増させましたが、満杯順番待ち状態が続いています。陸上区画も自社販売艇に限り受け入れいてる状態です。宮城ボートマリーナは、河川港湾関係の工事完了予定が28年3月なので、早くても28年4月以降の整備となります。塩釜港エリア、亘理港、閖上港、石巻エリアともに、ボートにとっての保管環境は、当分間、厳しい状況が継続するようです。 |
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